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宝成集団、婦人靴ブランド販売に参入


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月9日_記事番号:T00014619

宝成集団、婦人靴ブランド販売に参入


 製靴大手の宝成国際集団は、資本金3,100万台湾元(約9,100万円)で子会社、宝意精品を設立し、カナダの婦人靴トップブランドALDO(アルド)の、中国・台湾・香港マカオにおける独占代理販売権を獲得した。同集団にとっては初の婦人靴ブランド市場参入となる。同ブランドのメイン価格帯は2,280元前後だ。9日付経済日報が報じた。

 同社は今月、台北101ビル地下1階に40坪のアルド・ショップを開設、5月には台北市忠孝東路4段にも25坪の路面店をオープンする。両店舗の内装には約1,000万元をかける。また5月末から6月初めには、香港の国際金融中心商場(IFCモール)に、広さ100坪の旗艦店設置も予定している。

 経済日報では、域内百貨店の婦人靴売り場の年間売上高は10億元以上に上り、同市場への強い参入意欲を抱いていた宝成国際は中華圏全域で代理権を得たことで、さらなる事業拡大を狙う考えとみられる。なお、アルドの台湾での販売はこれまで原群国際が行っていた。