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作成日：2009年4月9日_記事番号：T00014620
風力発電分野で中台協力推進、８月にフォーラム
経済部の葉恵清エネルギー局長はこのほど、８月にも中台の産業連携計画に基づく風力産業フォーラムを開き、中台間の業界協力を進めていく方針を明らかにした。台湾の風力発電業界は今後、共同で中国市場の開拓に取り組んでいく。９日付工商時報が伝えた。
また中華民国工商協進会は先日、台湾のメーカー20社を集めた座談会を開き、経営資源の統合や今後の戦略について協議した。
東元電機（ＴＥＣＯ）の劉兆凱会長は「中国では各省で25基以下の風力発電機に関しては入札が不要だ。風力発電所の経営に業界が垂直的に協力し、知名度がある製品を生産することで、中国の風力発電市場での商機をつかむべきだ」と指摘した。
台湾風力発電設備産業聯誼会の許文都会長も「中国の風力発電能力の伸びは１年で２倍のペースだ」と指摘し、風力発電機の風車部分、制御システムなどのＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）を手掛ける台湾メーカーが結束して、中国や欧米の市場を開拓すべきだと呼び掛けた。
