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相互接続費紛争、台湾大哥大と遠伝が共同歩調


ニュース 電子 作成日:2009年4月10日_記事番号:T00014653

相互接続費紛争、台湾大哥大と遠伝が共同歩調

 
 中華電信がネットワークの相互接続費用の支払いに応じない台湾大哥大(タイワン・モバイル)とのネットワーク接続を制限する姿勢を示したことに関連し、台湾大哥大と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は9日までに、共同で中華電信の措置に対抗していくことを決めた。10日付経済日報が伝えた。

 中華電信は8日午後に台湾大哥大との通信量に一時制限を加えたが、台湾大哥大が弁護士事務所に3,400万台湾元(約1億円)を預託し、交渉に応じる姿勢を見せたことから、9日朝に制限をいったん解除した。このため、インターネットがつながりにくくなる最悪の事態は回避された。

 国家通訊伝播委員会(NCC)、中華電信、台湾大哥大の3者は相次いで記者会見を開き、消費者の利益を優先し、交渉を継続することを表明した。その上で、5月末までに交渉がまとまらない場合には、NCCに調停を求める考えを示した。