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コンパル、3月は前期比14%増収【表】


ニュース 電子 作成日:2009年4月10日_記事番号:T00014655

コンパル、3月は前期比14%増収【表】

 
 ノートパソコン受託生産2位、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した3月の売上高は、前月比14%増、前年同月比21.76%増の435億7,150万台湾元(約1,300億円)と、市場の予想を上回る好業績となった。10日付経済日報が報じた。
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 3月の出荷台数は260万台、第1四半期通期では630万台で目標の620万台を上回った。宏碁(エイサー)の低価格ノートPC(ネットブック)「Aspire One(アスパイア・ワン)」10インチ機種や、ヒューレット・パッカード(HP)からの受注増が貢献したとアナリストは指摘した。

 コンパルは第2四半期、15~20%の出荷成長を見込んでいる。また、インテルの新型省電力CULVプラットフォームを搭載した、超薄型ノートPCの12、13インチ機種をデルから受注したもようで、下半期出荷成長の原動力となりそうだ。

 大和証券グループの台湾法人、大和国際証券は、コンパルは今年、エイサー、東芝、デルからの受注増により、通年の出荷台数が前年比25%増と、業界平均の6%増を大きく上回る成長が期待できるとみており、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)を追い抜いてノートPC受託生産で世界首位の座に就くと予測している。