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携帯パネルのウィンテック、3月は前期比14%増収


ニュース 電子 作成日:2009年4月10日_記事番号:T00014658

携帯パネルのウィンテック、3月は前期比14%増収

 
 携帯電話用パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の3月売上高は、前月比14.54%増の20億7,600万台湾元(約62億円)だった。中国携帯電話大手や、山寨機(さんさいき)と呼ばれるノーブランド機種の製造業者からの受注が急増したことから、その他中小型パネルメーカーの多くでも、3月は前月比で大幅な増収がみられた。10日付経済日報が報じた。

 ウィンテックの売上高は1月の14億4,300万元を谷底に、2、3月と上昇が続いている。▽GSM通信規格の携帯電話向け製品の景気底打ち▽スマートフォン向け製品で業績が月平均20%成長▽タッチパネルの需要好調──などの要因から、4月以降も売上増が期待できそうだ。

 凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)、中日新科技(スターワールド・テクノロジー)、晶采光電科技(アムパイア)も3月はそれぞれ、前月比26~33%の大幅増収だった。光聯科技(URT)は4.02%の小幅増。ただ、幹部クラスで人事異動のあった達威光電(データ・インターナショナル)は、唯一2割近い減収だった。