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群創光電、3月33%増収


ニュース 電子 作成日:2009年4月10日_記事番号:T00014660

群創光電、3月33%増収

  
 鴻海グループ傘下のパネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は、主力の液晶モニター向けパネルの出荷増を受け、3月売上高が前月比33.72%増の120億8,700万台湾元(約359億円)となった。第1四半期通期では299億9,900万元と前年同期比で27.49%減少したものの、1月の88億7,300万元を底に、2月は90億3,900万元と順調に回復させている。10日付経済日報が伝えた。

 群創によると、第1四半期の出荷枚数は月を追うごとに増加、4~5月も引き続き成長が期待できるが、業績はパネル価格の動向次第だとしている。

 市場調査会社、ディスプレイサーチによると、パネルのオファー価格は4月に入って全面的な下げ止まりを見せ、液晶モニターやテレビ用も1~3米ドルの上昇が続いている。兆豊国際証券投資顧問は、「ノートパソコン用のオファー価格も4月上旬に反発、5月にかけて価格上昇が期待できる」と楽観的な見方を示している。