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台湾のWHAオブザーバー参加、中台が合意か


ニュース 政治 作成日:2009年4月13日_記事番号:T00014672

台湾のWHAオブザーバー参加、中台が合意か

 
 13日付中国時報が、事情に詳しい人物から得た情報として伝えたところによると、5月に開かれる世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)に台湾がオブザーバーとして参加することで中台間が合意に達し、早ければ4月末にもWHOから正式な招待状が届く見通しとなった。実現すれば台湾がWHAへの参加申請を開始して以来、13年目にして初の参加となる。台湾代表としては、葉金川・行政院衛生署長が派遣される見込みだ。

 関係者によると、WHA問題については既に中台間で意見交換が行われており、中国側は▽「中華台北」の名称▽1年ごとの検討──を条件に台湾のオブザーバー参加を容認する考えを示したとされる。

 台湾側は林永楽・外交部常務次長が先ごろ、「名称は『中華台北』が譲歩できる最低ラインで、台湾が中華人民共和国の一部に矮小(わいしょう)化されるような事態は絶対に受け入れられない」という馬英九総統の考えを伝えていた。

 ただ、台湾のWHA参加決定方式について中国時報は、会員国・地域による決議ではなく、関連国の同意を得てWHO事務局長が招待状を送付するという形式が採られることになり、「中国の顔色をうかがった」、「不利な条件を飲まされた」という印象を持たれる可能性があり、「台湾にとっては遺憾の念が残る」と指摘した。