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作成日：2009年4月14日_記事番号：T00014707
アモイ、中台間の金融拠点に名乗り
中国福建省アモイ市は先ごろ、台湾産業との連結計画を発表し、そのうち金融に関する部分では、同市が中台金融業を結び付けるモデル地区、ならびに台湾向けサービスの拠点となることを計画していることが明らかとなった。今後、同市が中国における台湾向け金融サービスの最初のモデル地区になりそうだ。14日付工商時報が中国国営通信社、新華社の報道を引用して伝えた。
観測によると中国政府は、国務院台湾事務弁公室が５月中旬に開催する「海峡論壇（中台フォーラム）」で台湾に有利な政策を数多く発表するとみられ、今回のアモイ市の計画は、これに先駆けての「ウォーミングアップ」とされる。
同計画は台湾との10大産業連結計画として決定した項目の一つで、７年をかけて金融サービスの中台間連結と台湾向けサービスを構築するとしている。
