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日盛金控、日米の株主が経営権


ニュース 金融 作成日:2009年4月14日_記事番号:T00014709

日盛金控、日米の株主が経営権

 
 中堅金融持ち株会社の日盛金融控股が財務体質強化に向け実施する94億台湾元(279億円)の増資で、米華人系投資会社のチェンコ・ホールティングスが新たに株主として加わることが13日までに明らかになった。14日付経済日報が伝えた。

 日盛金控には新生銀行傘下のプライベート・ファンドSIPFが既に出資している。チェンコの出資は新生銀によるあっせんで決まった。SIPFとチェンコによる持ち株比率は60%以上となり、日盛金控は日米の株主が経営権を掌握することになる。これを受け、同社の陳国和董事長は辞任が見込まれている。日米株主は台湾土地銀行の陳棠董事長を後任として有力視している。

 チェンコは傘下の投資会社キャピタル・ターゲットの名義で出資し、出資額は2億米ドル以内の見通しだ。