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中国バイヤーの台湾製品購入、電子・ITに集中


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月14日_記事番号:T00014712

中国バイヤーの台湾製品購入、電子・ITに集中

 
 中華圏最大の企業間商取引(B2B)ポータルサイトを運営する阿里巴巴(アリババ)の台湾支社がまとめた統計によると、中国の顧客が台湾から購入する製品は▽1位、パソコンのソフト・ハードウエア▽2位、自動車・オートバイのパーツ▽3位、ギフト製品▽4位、コンシューマー向け電子製品(MP3プレーヤーなど)▽5位、通信機器──で、電子・IT(情報技術)関連製品に人気が集中していることが明らかになった。14日付工商時報が伝えた。

 同社の呉浩瑋・台湾支社協理によると、台湾支社は昨年の開設から8カ月で、有料会員が4倍の3万人に、同社業績への貢献は海外で3位となるまでに成長した。

 また、2007年以降、バイヤーがインターネットで新たな調達先を発掘する傾向が強まり、08年のアリババの企業会員は前年比80%増加、現在中国で3,016万件、海外で800万件に達しているという。

 このほか、中国企業は国際間の取引において、ネットを通じた調達先候補への連絡と、中国における見本市や商談会での直接交渉を、相互補完的に行っていると傾向を語った。