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作成日：2009年4月15日_記事番号：T00014754
コンパル、ＣＵＬＶノートを８月出荷開始か
宏碁（エイサー）が主要な生産委託先とする、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は、エイサーが第２四半期中に世界に先駆けて発売するインテルの新型省電力ＣＵＬＶプラットフォーム搭載ノートパソコン、「Aspire Timeline」シリーズの生産は担当しないとされる。しかしコンパルの陳瑞聡総経理は工商時報のインタビューに対し「ＣＵＬＶ機の第２波の受注を獲得した」と語っており、業界では同社が既にデルから同機種を受注し、早ければ８月に出荷するとの見方が出ている。15日付工商時報が報じた。
エイサーの「Timeline」は、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）、緯創資通（ウィストロン）と英業達（インベンテック）が受託している。しかしＣＵＬＶ機種を下半期のノートＰＣ市場の主流とみるコンパルは積極的に受注獲得に動いているとされており、デルからの受注に成功したもようだ。ただ、出荷台数の面ではデルはエイサーほど積極的ではないとされる。
このほかゴールドマンサックス証券の金文衡アナリストは、コンパルは東芝と聯想集団（レノボ）からもＣＵＬＶ機種を受注したと指摘している。
