ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高速道路料金、12年よりキロ制導入


ニュース 運輸 作成日:2009年4月16日_記事番号:T00014770

高速道路料金、12年よりキロ制導入

 
 全土の高速道路料金について、交通部台湾区国道高速公路局(高公局)は2012年12月12日より走行キロ数に応じて課金する方式への変更を計画している。計画案では、料金は自動料金収受システム(ETC)によって計算するため、車載器(OBU)を搭載していない自動車は利便性が大きく低下する。このため、立法院交通委員会は15日、車載器の無料提供を求める決議を行った。16日付蘋果日報などが報じた。

 高公局によると、車載器を搭載していない自動車が高速道路を利用する際は、事前にインターネットや電話を通じてETCの運営業者である遠通電収(FETC)にナンバープレートや住所、口座番号などを連絡した上で、利用後に支払う案を検討している。

 これに対し、交通委員会の立法委員からは「あらゆる利用者に車載器装着を強制するもので不合理」「既に車載器を購入したドライバーには費用を返却すべき」などと不満が続出。毛治国交通部長は決議を受けて、2カ月以内に料金徴収のあり方についての検討結果をまとめ報告すると明言した。車載器の無料提供も「努力する方向で検討する」と語った。