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カード金利上限引き下げ、年会費値上げの動き


ニュース 金融 作成日:2009年4月16日_記事番号:T00014774

カード金利上限引き下げ、年会費値上げの動き

 
 クレジットカードとキャッシングカードのローン金利の上限を現在の20%から12.5%に引き下げる法案が審議される中、カード業務の収益性が低下する一部銀行が年会費の大幅な引き上げで対応することを検討している。16日付経済日報が伝えた。

 消息筋によると、シティバンクは「プラチナカード」の年会費を現在の2,400台湾元から一気に8,000元(約2万3,600円)に引き上げることを内部検討しているという。同行は公式には「年会費見直しの計画はない」としているが、同行関係者は「金利上限引き下げ法案が成立した場合、銀行の利ざやが縮小するため、関連費用の引き上げもあり得る」と語った。

 シティバンクの動きに各行が追随するかが注目されるが、ブランド力が高くない中小金融機関は年会費を大幅に引き上げた場合、カード顧客の流出につながるため、値上げは小幅にとどまる見通しだ。