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作成日：2009年4月16日_記事番号：T00014775
自動車ライトのＴＹＣ、中国合弁を完全子会社化
自動車用ライトを生産する堤維西交通工業（ＴＹＣブラザー・インダストリアル）の呉俊佶董事長は15日、先ごろ明らかにした街灯市場への参入に加え、65％を出資する中国子会社の「長春一汽四環堤維西」を来月にも完全子会社化する方針を明らかにした。社名は「堤勝車灯」に変更する。費用は１億台湾元（約２億9,500万円）を見込む。16日付経済日報が伝えた。
中国子会社は今後、アフターマーケット（ＡＭ）分野へのシフトを図る構えで、年内に1,000万米ドルを投資する計画だ。中国の自動車生産の伸びを受け、呉董事長は「ＡＭ市場への参入は機が熟した」と述べた。
堤維西は地盤の東北部、華北のほか、上海郊外の江蘇省昆山に発送センターを設置することで、華中、華南市場を攻略していく構えだ。
