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石油・化学
作成日：2009年4月16日_記事番号：T00014776
台湾中油、越に潤滑油原料工場の設置を計画
台湾中油の閻澄・潤滑油事業部執行長は15日、「潤滑油の原料となる基油（ベースオイル）工場を、ベトナムに設置することを検討している」と語った。今後東南アジア諸国連合（ASEAN）の潤滑油市場における原料供給拠点としたい考えで、５月半ばに代表団を派遣し、ベトナム側と協力の可能性を探る計画だ。16日付経済日報が報じた。
朱少華・台湾中油総経理は、「当社のベトナムへの投資は台塑集団（台湾プラスチックグループ）に相当な遅れをとっている」とした上で、「ベトナムを拠点に東南アジア市場を開拓したい」と語った。
朱総経理はまた、同社の潤滑油事業部はベトナムでの生産拠点および販売拠点設置に向け既に積極的に調査を行っているとし、「チャンスがあればベトナムのガソリンスタンド市場への進出やオイルタンク設置など展開を拡大したい」と抱負を語った。
