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高雄港、埋立地に石油化学貯蔵拠点【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年4月16日_記事番号:T00014777

高雄港、埋立地に石油化学貯蔵拠点【表】

 
 高雄港務局は15日、同局が埋め立てにより255ヘクタールの用地を造成し、台湾中油など石油化学メーカーが埠頭(ふとう)10カ所と石油化学品の貯蔵拠点を設けることで基本合意に達したことを明らかにした。投資総額は用地造成費用だけで500億台湾元(約1,475億円)、投資総額は1,000億元に達する大型事業となる。16日付経済日報が伝えた。
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 台湾中油は埋立地に現在高雄港内の石油化学専用埠頭を利用している台塑集団(台湾プラスチックグループ)、台聚集団(USIグループ)、奇美実業、李長栄化学工業、勝一化工、三菱グループなどに進出を求める計画。投資額は400億~500億元に達する見通しだ。

 高雄港務局は中台直航に伴い、中国の海運各社の乗り入れ拡大を見込んでおり、洲際コンテナターミナル第2期でコンテナ埠頭5カ所を整備する計画だ。これに伴い、同局は現在高雄港内にある石油化学専用埠頭、貯蔵区などをすべて埋立地に移転することを希望している。