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作成日：2009年4月16日_記事番号：T00014786
ＳＩＳ、液晶ＴＶ向け映像プロセッサ発表
聯華電子（ＵＭＣ）傘下でチップセット大手の矽統科技（ＳＩＳ）は15日、100Hz／120Hz液晶テレビ向けの、残像発生を低下させる機能を持つコプロセッサ「SiS168」を発表した。現在、顧客によるテストなどを受けている段階で、５月に量産を開始する予定だ。16日付工商時報が伝えた。
同社はデジタル放送対応のテレビ向け製品としては、フルハイビジョン（フルＨＤ）用チップで２月に米国規格対応、第１四半期末に欧州規格対応製品を発表、中国規格を間もなく発表するとしている。
同社は昨年、純損失が過去最悪となったことを受け、事業再編を進めている。主力のチップセット以外に、デジタルＴＶ向けおよびモバイル装置向け製品を大きく育成したい考えだ。
