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統一速達、高雄配送センターがオープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月17日_記事番号:T00014801

統一速達、高雄配送センターがオープン

 
 「クロネコ宅急便」ブランドを台湾で運営する統一速達は、2億台湾元(約6億円)をかけて建設した高雄の配送センターがこの4月にオープンした。同センターの取り扱い能力は1日10万件で、旧センターの約2倍だ。同社は今年、売上高で2けた成長の45億元以上を目指す。17日付工商時報が伝えた。

 新配送センターは、面積6,000坪の土地に2年をかけ建設された。クール宅急便の顧客に対し、加工や保管目的の入居を開放する。将来的には台北地域にある配送センター2カ所を統合し、高雄の数倍規模とする計画も検討している。

 許晋彬総経理によると、同社の今年第1四半期業績は売上高と取扱量がともに前年比2割成長した。春節(旧正月)や消費券での需要刺激効果、巣ごもり消費の高まりを受けたという。特に代金引換サービスでは3億6,900万元分を消費券で受け取った。

 このほか、国際宅配業務では、日本への果物発送を強化する。昨年はマンゴーを初めて手掛けたほか、今年はライチの取り扱いも予定している。