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香港の不動産業者、台湾での不動産開発に参入


ニュース 建設 作成日:2009年4月17日_記事番号:T00014806

香港の不動産業者、台湾での不動産開発に参入

 
 不動産開発業者の同業組合、中華民国建築開発商業同業公会全国聯合会の王光祥理事長と中華民国全国商業総会の王応傑常務理事、および香港貿易発展局の馮渤・台湾総経理は16日、香港の大手不動産開発10社が台湾業者と提携し、共同で台湾の不動産開発に乗り出すと発表した。17日付工商時報が伝えた。

 台湾に進出するのは、麗新集団、碧桂園、新大中国開発など。王光祥・建商公会理事長らによると、香港業者は「愛台12建設」や「台北好好看(台北市)」などの大型プロジェクトや、都市再開発、台湾高速鉄路(高鉄)や都市交通システム(MRT)の駅周辺開発などの商機を好感している。また台湾は、香港や中国と異なり地上権ではなく永久所有権の取引ができること、銀行の融資金利が1%台と低いことも、投資対象として魅力があるようだ。

 また、三円建設など台湾業者も香港業者との提携に意欲的で、香港業者を通じて中国での不動産開発に参入したいという考えを表明している。