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自動車照明部品の大億、サンシェードの皇田に2割出資へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年4月17日_記事番号:T00014810

自動車照明部品の大億、サンシェードの皇田に2割出資へ

 
 自動車用照明部品メーカー、大億交通工業製造傘下の発光ダイオード(LED)バックライトモジュールメーカー、大億科技(ケンモス・テクノロジー)は、自動車用サンシェード(日よけ)域内最大手の皇田工業が実施する1億5,000万台湾元(約4億4,000万円)の増資を引き受け、株式20%を取得することを決めた。これにより、6月に行われる皇田工業の株主総会で、大億科が董事1席を獲得する見通しだ。17日付経済日報が報じた。

 大億科は今回の出資について、皇田はニッチ製品を取り扱い、競争力が高いため、大億科の業務多角化に貢献するとしている。皇田は、BMWに対するサンシェード出荷規模が2番目に大きいなど、多くの国際大手自動車メーカーにとって重要な提携パートナーの地位を築いている。

 皇田は昨年、デリバティブ(金融派生商品)で多額の損失が発生し、通年で3億1,800万元の赤字だった。