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作成日：2009年4月17日_記事番号：T00014812
エイサーのＣＵＬＶ超薄型ノート、パネル不足に直面
宏碁（エイサー）は、インテルの新型省電力ＣＵＬＶプラットフォームを搭載する超薄型ノートパソコン、「Aspire Timeline」シリーズを４月中に発売する予定としているが、パネルメーカーがノートＰＣ用パネルの稼働率向上に消極的なため、「Timeline」シリーズを受託生産する緯創資通（ウィストロン）がパネル供給不足に直面している。17日付電子時報が報じた。
エイサーは今年、ノートＰＣ市場で最も成長すると目されるＣＵＬＶ搭載機種、および低価格ノートパソコン（ネットブック）の展開により、米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）を抜いてノートＰＣ世界最大手となることに意欲を見せているが、パネル不足が足を引っ張る可能性が出てきた。
現在ノートＰＣ末端市場の需要が旺盛だが、ノートＰＣ用パネル価格が依然モニター用やテレビ用パネルを下回る状況が続いていることから、友達光電（ＡＵＯ）以外のパネルメーカーが生産量に関してもよう眺めの態度を維持しており、需給バランスが逼迫（ひっぱく）しているという。
