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副業先へ移動中の事故、労災給付額を増額


ニュース その他分野 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014824

副業先へ移動中の事故、労災給付額を増額

 
 行政院労工委員会は現在、労災認定基準の見直しを進めており、複数の職場で働く兼業労働者が職場間を移動中に交通事故に遭った場合についても、労災認定の対象となる見通しになった。早ければ今年下半期にも実施する。20日付蘋果日報が伝えた。

 労工保険(労災保険)による保険給付は、現在「普通事故」と業務中の事故による「労災給付」に分類されており、労災給付のほうが給付額が高い。職場間を移動中に交通事故が労災給付の対象となったことで、死亡事故の場合、普通事故よりも給付額が最高130万台湾元(約380万円)増額されることになる。これまでは自宅と勤務先の間を移動中の場合のみが労災給付の対象となっていた。