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中経院の経済成長率予測、マイナス3.59%に下方修正【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014826

中経院の経済成長率予測、マイナス3.59%に下方修正【図】

 
 中華経済研究院(中経院)は17日、昨年末時点で1.24%の成長と予測していた今年通年の域内経済成長率を、マイナス3.59%に下方修正した。中経院の予測によると、今年の四半期ごとの経済成長率は、▽第1四半期、マイナス9.12%、▽第2四半期、マイナス6.61%▽第3四半期、マイナス2.37%▽第4四半期、プラス4.12%──となる見通しだ。なお来年は通年で3.88%の予測だ。18日付経済日報が報じた。

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 また中経院は、総発行額837億台湾元の消費券は3月末までに500億元(約1,470億円)分が交付されたにもかかわらず、小売業全体の売上高は2~3月に4.65%後退したことを挙げ、今年小売業者の業績に期待は持てず、通年の民間消費成長率は0.54%にとどまると予測している。

 さらに中経院は、メーカーによる投資意欲も低迷しており、今年の民間投資額はマイナス24.04%で2年連続の前年比縮小を記録するとみている。