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中台直航、定期便化で216便に増加へ


ニュース 運輸 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014832

中台直航、定期便化で216便に増加へ

 
 馬英九総統の就任後3回目となる中台窓口機関によるトップ会談(江陳会談)を前にして18日台北市で行われた予備折衝で、中台直航チャーター便の定期便化についての話し合いが持たれ、トップ会談後に便数を現在の約2倍となる216便に増やすことで双方が合意する見通しとなった。19日付工商時報が報じた。

 予備折衝の後、中台の代表がそれぞれ記者会見を行い、定期便については▽旅客便への貨物積載▽発着地点▽便数──ともに合意に達し、航空に関する協議は一段落するとの見方を示した。ただ関係者によると、便数について台湾側は3倍となる324便を要求したが、中国側は認めなかったため、2倍の216便で譲歩したという。

 これについて予備折衝に出席した台湾側窓口、海峡交流基金会(海基会)の高孔廉副董事長は、「確かに一部の航路では便数が不足しており、今後徐々に増やすことで合意できる」と語った。また、台北松山~上海虹橋など台湾側の望む新たな航路開放については、今後も協議を継続する考えを示した。