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大型観光振興計画、正式スタート


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014835

大型観光振興計画、正式スタート

 
 劉兆玄行政院長は17日、2012年に5,500億台湾元(約1兆6,400億円)の観光収入達成を目指す、大型観光振興計画のスタートを桃園国際空港で宣言した。政府は「愛台12建設プロジェクト」の一環「桃園航空城」計画に合わせ、2011年までに19億台湾元(約56億円)をかけ、同空港第1ターミナルビルのリニューアル工事を行う。完成後の使用可能面積は1万3,000平方メートル広くなり、年間の利用可能人数を現状の1,200万人から25%増の1,500万人に引き上げる計画だ。18日付工商時報が伝えた。

 劉行政院長は、「ビルの外観だけでなく、内部の動線や設備などを改善し、旅客が空港に到着すれば、すぐに台湾の心地よさや活気を感じられるようにしてほしい」と期待を語った。

 また、中華航空(チャイナエアライン)は、仏ホテル・チェーンのノボテルを誘致し台北ノボテル桃園国際空港飯店を建設、9月にオープンさせる。中華航空では企業本部や訓練センターなどの建設も予定している。

 観光局の統計によると、来年末までに大型観光ホテル12カ所(計2,900室余)が域内に完成する予定で、大型観光振興計画や中国人観光客の増加による需要に対応できる見込みだ。