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グラクソ台湾、域内医療機器メーカー買収へ


ニュース その他製造 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014838

グラクソ台湾、域内医療機器メーカー買収へ

 
オランダ製薬大手、グラクソ・スミスクライン(GSK)の盧讓之・台湾地区総裁は先ごろ、「グラクソ台湾支社は今年、台湾の医療機器メーカーを買収し、アジア太平洋地区で10億台湾元(約29億円)以上の商機を生み出す」と発言した。20日付経済日報が報じた。

 盧総裁は具体的なコメントは避けたが、買収対象のメーカーは企業は年間売り上げが1億元以上で、買収すれば即グラクソに利益をもたらすとしている。

 またグラクソ台湾は医療機器メーカー以外にも、ワクチンメーカーの国光生技や、タンパク薬物の聯亜生技などと提携に向けて接触を図っているとされる。

 グラクソ本社は昨年5月、アンドリュー・ウィッティー(Andrew Witty)最高経営責任者(CEO)が就任して、「人気医薬品頼みの経営から『多元的国際企業』への発展」を図ると宣言して以来、世界各地の支社に対し、独自に投資ターゲットを模索する権限を与えてしている。

 これを受けてグラクソ台湾は、ベルギーUCB社のアジア事業を買い取り、その後、検討を進めた結果、4月にUCB台湾の買収を行っている。