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日立のエアコン販売台数、Q1は前年比3割増


ニュース 家電 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014842

日立のエアコン販売台数、Q1は前年比3割増

 
 台湾日立は18日、従業員約1,000人とその家族で桃園県竹囲漁港で清掃活動のイベントを行った。出席した三浦一雄同社総経理は、「クーラーの購入意欲は既に回復が見られ、今年1~3月の台湾での販売台数は前年同期比30%増加した」と発言した。同社では今月から、土曜日の休日出勤を実施して6~8月のハイシーズンに備える計画だ。19日付経済日報が報じた。

 台湾日立は今年、家庭用エアコンの出荷目標を前年比1万台増の25万台としており、台湾市場での20年連続1位を達成したい考えだ。また売上高は、昨年の111億台湾元から120億元(約350億円)まで伸ばすことが目標だ。

 三浦総経理によると、台湾日立はグループの世界における生産拠点の一つとなっており、「世界金融危機に襲われても台湾ではリストラを行わず、逆にエンジニアを増やして日本本社と共同でエアコン新製品を開発している」と好調さを強調した。

 また台湾日立は、グループにおける世界で唯一の業務用インバーターコンプレッサー生産・輸出基地となっており、6割を日本および欧州の日立工場に出荷している。今年は10万台を生産する予定だ。