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営業税還付訴訟、台湾日亜化学が勝訴


ニュース 電子 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014843

営業税還付訴訟、台湾日亜化学が勝訴

 
 日系発光ダイオード(LED)メーカーの台湾日亜化学はこのほど、営業税還付申請が退けられたことを不服として、国税当局を相手取り起こした行政訴訟に勝訴した。18日付工商時報が伝えた。

 同社は親会社の日亜化学工業から提供された原料を加工し、新竹科学工業園区内の企業に納品する受託加工生産を行い、親会社からの外貨建て収入について営業税を納付した。その後、台湾日亜化学は取引が営業税法で税率がゼロとされる「輸出関連の労務」に当たるとして、営業税444万台湾元(約1,295万円)余りの還付を国税当局に求めたが、認められなかった。

 判決は「輸出関連の労務」から「輸出関連の受託労務」を除外する規定がない上、当局が定める科学園区内への貨物(または労務)を営業税法上の輸入には当たらないとし、原告の訴えを全面的に認め、国税当局に利息分を上乗せして営業税を還付するよう命じた。