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作成日：2009年4月20日_記事番号：T00014849
ＴＳＭＣ、独立董事にＴＩ前会長を招聘
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は17日、今年で定年を迎えるレスター・Ｃ・サロー独立董事（社外取締役）の後任として、テキサス・インスツルメンツ（ＴＩ）前会長のトム・エンジバス氏を招聘（しょうへい）すると発表した。18日付経済日報が報じた。
同社は今年６月に、董事４席、独立董事４席および監査役の改選を予定だ。17日の臨時董事会では、独立董事候補者としてエンジバス氏のほか、▽宏碁集団（エイサー）創業者・施振栄氏▽英通信会社ＢＴの元ＣＥＯ、サー・ピーター・ボンフィールド氏▽米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）の元ＣＥＯ、カーリー・フィオリーナ氏──が承認された。
エンジバス氏はＴＩに在籍した32年間で、半導体事業の管理職を歴任した後、2004年から昨年まで同社の会長を務めた。今回の人事でＴＳＭＣの半導体技術発展への寄与が期待されている。
