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3月の大型パネル出荷枚数、前月比27%増


ニュース 電子 作成日:2009年4月20日_記事番号:T00014850

3月の大型パネル出荷枚数、前月比27%増

 
 台湾の市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーによると、3月の世界市場全体の大型パネル出荷枚数は3,556万枚で、前年同月比は4.2%減だったものの、前月比ではプラス27.8%と大きく成長した。ウィッツビューは、パネル価格が現金コスト水準まで回復していることから、各メーカーも引き続き稼働率を上げるとみて、4月はさらに10~20%の成長を予測している。18日付工商時報が伝えた。

 ウィッツビューによると、3月は稼働率上昇に加え、サプライチェーンも正常に戻り、メーカーが顧客の追加受注にも応じることが可能な状態になっているという。

 製品別では8.9インチ以上の低価格ノートパソコン(ネットブック)向けおよびノートPC向けパネルが1,111万枚で、前月比33.2%増と成長が最も著しい。中でも発光ダイオード(LED)バックライトを光源としたパネルと、アスペクト比16対9のワイド規格パネルが高い伸びをみせた。ブランド各社が第2四半期の新製品発売に向け、在庫補充を強化したためとみられている。

 このほか、液晶モニター用は前月比24.2%増の1,472万枚、液晶テレビ用は27.6%増の972万枚を出荷した。