ニュース 電子 作成日:2009年4月21日_記事番号:T00014877
携帯電話端末用ICの設計最大手、聯発科技(メディアテック)はこのほど、SSD(半導体ディスク)制御ICの生産に参入し、顧客にサンプル配布を開始したもようだ。今後は群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)などと競合することになる。21日付経済日報が伝えた。
ただ、メディアテック側は「本業とSSDは関係ない」として、市場観測を否定した。
SSDとは記録媒体にNAND型フラッシュメモリを採用し、従来型のハードディスク(HDD)と互換性がある次世代の記憶装置として注目されている。
ただ、業界アナリストは、SSD制御ICはライバル企業との値引き競争が激しく、収益性が低いことを懸念材料に挙げた。メディアテックの本業が携帯電話端末用ICであることに変わりはないが、金融危機終末後に一部生産ラインの操業を中断し、新分野への参入を検討しているとされる。
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