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著作権法改正、違反ネットユーザーに「三振ルール」


ニュース その他分野 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014887

著作権法改正、違反ネットユーザーに「三振ルール」

 
 立法院は21日、インターネットユーザーの著作権侵害に対する罰則を強化した著作権法改正案を可決した。22日付経済日報が伝えた。

 今回の改正案はインターネット接続業者(ISP)のユーザーに対する罰則裁量権を定めていることから、別名「ISP法案」とも呼ばれた。接続業者はユーザーが著作権違反を通算3回指摘された時点で、サービスの全部または一部の提供を中止できるようになる。

 一方、著作権侵害コンテンツを放置した接続業者の責任も問うべきとの議論に関しては、著作権者の申し出を受けた接続業者が直ちに違反事実をユーザーに通知し、該当コンテンツを削除すれば、民事上の賠償責任を問われないことが明文化された。

 ISP業者は侵害コンテンツの削除などにかかるコストや手間を懸念し、改正案に難色を示していたが、当局による要請を受け、最終的に改正案を受け入れた。