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作成日：2009年4月22日_記事番号：T00014890
南山人寿、崇聖大楼のフロア買収に12億元
南山人寿保険は21日、台北駅前のオフィスビル「崇聖大楼」の11～15階部分（延べ床面積2,551坪）を東森電視から12億7,400万台湾元（約37億円）で取得する契約を結んだ。南山人寿は2007年に同ビルの12の階を34億2,800万元で取得しており、残る2つの階を取得すれば同ビルの完全買収に成功する。22日付工商時報が伝えた。
１坪当たりの取得価格は47万元。今回取得したフロアには、東森電視がリースバック方式で引き続き入居する。東森電視は売却収入を債務返済に充てる。
保険各社によるオフィスビル投資が相次ぐ中、南山人寿は台湾の不動産に400億元を投資する意向を示しており、これまでに中和威力広場（台北県中和市）、ＩＢＭビル（台北市敦化北路）などの取得に290億元を充てた。今回の投資で台湾での不動産取得額は300億元を突破する見通しだ。
