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作成日：2009年4月22日_記事番号：T00014892
中小企業への融資、３月は前年比2.5％成長
中小企業信用保証基金（ＳＭＥＧ）によると、同基金が行った中小企業に対する融資保証額は３月、昨年同月の431億台湾元から441億元（約1,300億円）へと2.5％増加した。同基金の融資保証額は今年１～２月、世界金融危機発生の影響を受けた不景気で、前年同期比マイナス12.5％となっており、３月にプラスに転じたことは、銀行の中小企業融資に対する不安感が後退しつつあるとみられる。ＳＭＥＧの楊鎰松副総経理は、「４月は前年比４％成長する」と予測している。22日付工商時報が報じた。
楊副総経理によると、経済成長と関連が深いとされる同基金が保証した融資の延滞債権率は、昨年下半期からの不景気により、同年第４四半期に４％前後、今年２月には５％に達した。しかし３月は、正常な経済成長期の値と言われる３％前後まで低下した。
楊副総経理はまた、「昨年同基金が行った保証件数は月平均で約２万件だったが、今年３月は１万9,000件に達し、昨年の平均水準まで回復している」と強調した。
