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ガマニア、日本市場で利益倍増目指す


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014893

ガマニア、日本市場で利益倍増目指す

 
 オンラインゲーム大手の遊戯橘子(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)の劉柏園執行長(CEO)は21日、日本市場での展開について、昨年から提供を開始した多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)、「ルーセントハート」が好調で、今年は利益倍増を狙うと表明した。日本市場での昨年の利益は2,994万台湾元(約8,760万円)だった。22日付工商時報が伝えた。

 また、香港市場では昨年5,000万元の利益を上げたが、海外市場展開と投資事業を合わせた業績では、昨年は依然赤字だった。ただ、今年第1四半期には黒字転換を果たしている。

 ガマニアは2003年に日本と中国に進出したが、1億元を超える赤字を計上したため、その後数年間は展開を休止していた。しかし今年から日本のほか、欧米、中国など海外展開を全面的に再開する考えだ。

 同社は海外市場の積極展開に向け、先ごろの董事会で増資の実施を決定した。劉執行長によると、既にアジア太平洋地区のゲーム運営・開発業者が引き受けに意欲を示しており、下半期にも発表できる見込みだという。