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作成日：2009年4月22日_記事番号：T00014894
台湾百和のLACOYAブランド、実体店舗から全面撤退へ
面ファスナー（マジックテープ）生産を主力とする台湾百和は、傘下のダイエットスーツや保温効果がある竹炭入り下着など販売の「LACOYA」ブランドの、域内10数カ所、中国３カ所の直営店などすべての販売拠点を今年６月末までに閉鎖し、インターネットを販売に切り換える。22日付工商時報が伝えた。
台湾百和の葉桂珠協理によると、不景気と開店コストや人件費がかさんだことで昨年、同ブランド事業は赤字が6,000万～7,000万台湾元（約１億7,500万～２億500万円）に膨らみ、過去４年の累計では数億元に達しているという。
このため、新光三越台中店や栄民総医院などの売り場で来月10日に営業を終了した後、段階的に実体店舗からの撤退を進める。在庫一掃のため、一部店舗では既に製品の補充を取りやめている。
