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酒税引き下げ、過去出荷分の回収再出荷容認


ニュース 食品 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014897

酒税引き下げ、過去出荷分の回収再出荷容認

 
 台湾で料理酒として多用される米酒をはじめ、蒸留酒の酒税が5月にも大幅に引き下げられることに伴い、財政部はこのほど、メーカーが減税前に高税率で出荷した蒸留酒について、いったん返品処理、還付申請を行った上で、低税率で再び出荷することを認める方針を示した。22日付経済日報が伝えた。

 今回の措置は、中小の民間酒造業者が高税率で出荷した米酒の在庫処理終了まで、大手メーカー台湾煙酒(TTL)の商品と不利な競争にさらされることに配慮したものだ。

 現行税制では蒸留酒に1リットル当たり185台湾元(約538円)の酒税が課税されている。減税後はアルコール度数による課税に改められるため、600cc入りの標準的な米酒の場合、酒税は現在の111元から33元へと大幅に引き下げられる。小売価格は50元以下にまで値下がりする見通しだ。