ニュース 食品 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014898
交通部観光局が「優良商店」に指定する花蓮県の大華酒廠が製造するコーリャン酒、「紅麹高梁」(アルコール度数58度)から、神経毒性を持ち発がん性も疑われる有害物質「ヘキサン」が検出された。財政部国庫署は21日、全面的な化学検査を行うため、同社のあらゆる商品を工場および市場から撤去した。問題の商品は600cc入り、販売価格480台湾元(約1,400円)で、売れ行きも上々だったという。22日付中国時報などが報じた。
国庫署によると大華酒廠は、食用アルコールにかかる1リットル当たり18台湾元(約52円)の税負担を逃れるため、食用アルコールに変性剤であるヘキサンを加えて工業用アルコールに見せかけ、これを食用に還元する際にヘキサンが残留した疑いがあるという。
大華酒廠の黄桂坩執行長(CEO)は、「アルコールは別のメーカーから購入したもので、われわれも被害者だ」と強調したが、花蓮県警察局は22日、黄執行長と製造責任者をたばこ・酒管理法違反および農商妨害罪の容疑で花蓮地検に送検した。
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