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亜洲化学、株価暴落で金管会主任委員ら告訴


ニュース 石油・化学 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014899

亜洲化学、株価暴落で金管会主任委員ら告訴

 
 亜洲化学の葉斯応董事長らは21日、投資ファンドと共謀し、同社株価を暴落させたとして、行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員や台湾証券取引所の薛琦董事長、ファンド業者ら13人を刑事告訴した。22日付自由時報が伝えた。

 台湾証取は今年2月25日、亜洲化学米国子会社の資金の動きに関する説明を求め、同日中に亜洲化学株を現物株式、現金による取引を義務付ける「全額決済株」に指定した。

 亜洲化学側は、同社株価が暴落後、炎洲公司が会社名義で安値で購入し、1億4,000万台湾元(約4億700万円)の利益を上げた点を挙げ、証取とファンド業者が結託していたなどと主張している。

 証取側は「投資家の決済の安全を期したもので、亜洲化学が主張するようにハゲタカファンドと共謀したといった事実はない」と反論している。