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康師傅、08年は売上高・利益とも過去最高【表】


ニュース 食品 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014900

康師傅、08年は売上高・利益とも過去最高【表】

 
 頂新国際集団傘下で中国最大の即席めんブランド「康師傅」を展開する台湾系企業、康師傅控股は21日、昨年の財務報告書を発表し、2008年は売上高、純利益ともに過去最高を記録したことが明らかになった。昨年の同社売上高は前年比32.86%増の42億7,200万米ドル、純利益は同28.86%増の3億6,200万米ドルだった。また同社純利益は昨年、台湾食品業者の中で最高だった。22日付経済日報などが報じた。
 
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 康師傅は昨年末時点の手持ち現金が3億8,400万米ドルに上っており、中国市場の高度成長に合わせて今年、2億6,800万米ドルの設備投資を予定している。また証券会社によると、同社は今年、豊富な資金を利用して積極的な買収戦略に打って出るとみられる。

 康師傅はこれまで、高価格帯の製品を主に扱ってきたが、今後は中国農村市場の成長に伴い、低・中価格帯へと製品構成を広げ、さらなるシェア拡大を目指す。

 米市場調査会社のACニールセンの昨年12月の調査によると、中国市場において「康師傅」ブランドの即席めんはシェア50.8%、茶飲料は44.3%でともにトップに立っている。