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東聯化学、EA増産でEG下落に対処


ニュース 石油・化学 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014901

東聯化学、EA増産でEG下落に対処

 
 東聯化学(OUCC)は中東地域のエチレングリコール(EG)増産による相場下落に対処するため、アクリル酸エチル(EA)など特殊化学品の生産比率を高めている。

 22日付経済日報によると、同社のEGと特殊化学品(EAなど)の売上構成は昨年時点で各50%だった。EGの赤字に対し、特殊化学品の利益貢献が高まっているため、同社はEAの生産能力を年8万トンまで拡充した。

 EAは中国での除草剤生産需要を背景に需要が伸びている。このため、同社は現在、中国・揚州石化園区に第3EA工場を建設中で、今年第4四半期に操業を開始する予定だ。また、同工場の周辺には化粧品やシャンプーなどに使われる酸化エチレン(EO)誘導体の新工場(年産4万トン)の建設も計画している。