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ウィンテック、東莞子会社でストライキ


ニュース 電子 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014904

ウィンテック、東莞子会社でストライキ

 
 携帯電話用パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の中国・東莞の子会社、万士達液晶顕示器公司で今月16日と17日、全従業員7,000人が残業代の削減を不満としてストライキを起こした。ウィンテック側が残業代を元に戻すことを約束したためストライキは終息したが、従業員によると、給食費と就業関連手当が削減・取り消された問題がまだ解決しておらず、一部ではまだサボタージュが続いているようだ。

 22日付経済日報によると、万士達は休日出勤の残業代について、中国の労働合同法で時給基準の2倍以上を支払うと定められているところを1.5倍で計算。これにより大規模なストライキを招いた。なお、給食費は1日当たり8人民元だったところを4.5元(約65円)に引き下げたままだという。   

 なお、万士達はストライキ終息に当たって、「徹底抗戦」を続けようとした従業員21人を解雇した。