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統宝光電、次世代LPTSパネルを開発


ニュース 電子 作成日:2009年4月22日_記事番号:T00014906

統宝光電、次世代LPTSパネルを開発

 
 低温ポリシリコンTFT(LPTS)ディスプレイを製造する中小型パネルメーカーの統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス、TPO)はこのほど、LPTSを駆動基板とし同社の独自技術「SRP-MIP(Self- Refreshing-Pixel Memory-In-Pixel)」を取り入れた次世代型のパネルを開発したと発表した。高解析度と低消費電力を実現し、モバイル機器に搭載された場合、電池寿命を延長できるという。来年第1四半期から3.47インチ製品を量産・出荷する計画だ。22日付工商時報が伝えた。

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MIPモードのディスプレイ(TPO提供)  

 今回ピクセルメモリーの簡素化により、TPOは1ミリワット(mW)の低消費電力でMIP技術を搭載したディスプレイとしては、世界最高の解析度となる211ppiの高画像度を達成した。また、SPI-MIP技術はディスプレイの額縁形状を変更することなく製品への搭載が可能なため、製品のパフォーマンスと価値向上に寄与するとしている。

 同技術は、スマートフォンや自動車内部のディスプレイ、電子ブックリーダーなどモバイル機器への応用が見込まれている。