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3月の失業率5.81%、11カ月連続上昇【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年4月23日_記事番号:T00014915

3月の失業率5.81%、11カ月連続上昇【図】

 
 行政院主計処の22日の発表によると、3月の失業率は前月比0.06ポイント増の5.81%、失業者数は同6,000人増の63万人となり、ともに11カ月連続上昇を記録、統計を取り始めた1978年以降で最悪を更新した。新卒者が求職活動を行う5~8月は例年失業率も上昇するため、就業状況の改善は当分困難とみられる。23日付経済日報が伝えた。

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 失業率の前月比上昇幅は3月、過去7カ月で最小の0.06ポイントで悪化の勢いは緩んだものの、黄建中主計処第4副局長は、「5~8月にかけ季節要素調整後の数値が下降してはじめて、『最悪の時期を脱した』と言える」と慎重な見方を示した。

 また、事業縮小や工場閉鎖などによる非自発的失業者も前月比1万5,000人増の34万4,000人と過去最悪を更新。過去7カ月で21万3,000人の増加となった。さらに、▽45~64歳の中高年層の失業人数、14万1,000人▽労働者の扶養家族などを含め失業の影響を受ける者、137万7,000人──と、いずれも過去最悪となった。