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3月の輸出受注額、2カ月連続増【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年4月24日_記事番号:T00014953

3月の輸出受注額、2カ月連続増【図】

 
 経済部統計処が23日発表した3月の輸出受注額は239億4,000万米ドルとなり、前年同月比24.3%減少したものの、前月比では2.1%増となり昨年11月の水準を上回った。なお輸出受注額の前月比増は2カ月連続。24日付工商時報が伝えた。
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 国別では、1月に前年比で54.71%減と大きな落ち込みを見せた中国向け(香港含む)が、3月は同29.38%減の61億4,400万米ドルと減少幅が大きく縮小し、金額では昨年10月以来5カ月ぶりに米国(56億1,200万米ドル、前年比23.43%減)を上回った。欧州向けは前年比22.9%減の45億400万米ドル、日本は同34.34%減の20億6,300万米ドルだった。

 製品別では受注額の多い順に、▽電子製品、59億4,700万米ドル(前年比16.6%減)、▽情報・通信製品、58億4,100万米ドル(同18.56%減)▽精密機器、17億2,700万米ドル(同37.68%減)──で、前年比では軒並み2けたの減少だったが、前月比ではいずれも増加した。

 このほか、4月の受注見通しは調査対象企業の24.2%が「3月より増加する」と答え、「減少する」の25.3%に接近、「横ばい」は50.4%だった。しかし、受注額の多い電子製品、情報・通信製品、精密機器の3業界すべてで「増加」が「減少」を上回ったことから、経済部では4月も輸出受注は安定して成長するとみている。