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中台直航の定期便化、運賃2割値下げも


ニュース 運輸 作成日:2009年4月24日_記事番号:T00014954

中台直航の定期便化、運賃2割値下げも

 
 25日から南京で開催される中台協議では、中台直航チャーター便の定期便化と便数拡大について合意がなされる見通しだが、現段階では実現していない旅客便への貨物積載についても話合われる。実現すれば運航のコストの低下により運賃が2~3割下がり、好業績かつ航空燃油価格が合理的な水準にあれば、最高で4割の引き下げも見込めるという。24日付工商時報が報じた。

 消息筋によつと、中台チャーター便の定期便化は早ければ6月にも実現する見込みで、第1段階では上海、広州、杭州を中心に現在の約2倍となる週220便の運航が実現する。その後、市場の需要に応じて週320便を目標拡大、最高で週357便程度へと調整していく。)および発着空港の追加、開放が実現すれば、運航コストの低下により運賃は2~3割値下げ期待できるもようだ。

 発着地点は新たに桂林(広西チワン族自治区)、成都(四川省)、重慶(同)、武漢(湖北省)、昆明(雲南省)のほか、台湾人ビジネスマンの多い無錫(江蘇省)や、毎年相互訪問者数が3万人を超える青島(山東省)なども追加される可能性がある。