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台北市の高級ホテル、5月上旬は稼働率90%


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年4月24日_記事番号:T00014959

台北市の高級ホテル、5月上旬は稼働率90%

 
 5月上旬は日本のゴールデンウィーク(4月25日~5月6日)と中国の労働節(メーデー)連休が重なるため、両国から台湾を訪れる観光客が大幅に増加し、台北市の五つ星ホテル、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)、国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)などで、客室稼働率が90%近くまで上昇する見通しだ。24日付経済日報が報じた。

 このほか、台北君悦飯店(グランドハイアット台北)は、5月1日~5日の稼働率が100%近くに達し、平均宿泊料も5,000台湾元(約1万4,500円)に近づいているとしている。宿泊客は香港・マカオからが最も多く、日本からが2番目に多いという。

 今年に入り中国人観光客が増加しているものの、宿泊費が比較的高い台北市の高級ホテルは恩恵を受けられず、台北晶華酒店などを傘下に持つ晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)集団は、第1四半期の売上高が前年同期比6.4%減の7億2,000万元にとどまった。しかし、第2四半期は日本と中国からの観光客増に加え、晶華酒店が昨年立ち上げた「silks」ブランド傘下の台北市の低価格ホテル「捷絲旅(Just Sleep)」2店(林森館、中華路館)が6月にテスト営業を開始することなどから、業績は大幅に成長する見通しだ。