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中国鋼鉄のQ2受注量、前期比20%増の見通し


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年4月24日_記事番号:T00014963

中国鋼鉄のQ2受注量、前期比20%増の見通し

 
 中国鋼鉄(CSC)は、中国や東南アジア市場で需要の回復が続いていることから、第2四半期の受注量で前期比20%増の180万トンという当初目標を順調に達成できる見通しとなっている。これにより同社の在庫消化がさらに進むとみられる。24日付工商時報が報じた。

 観測によると、中鋼の輸出向け受注量増加は、同社が製品の輸出価格を下げたことにあるとされる。値下げ後の熱延製品価格は国際相場に近付いている。

 また中鋼傘下、中貿国際(チャイナ・スチール・グローバル・トレーディング)の陳沢浩董事長によると、主に中国や東南アジア市場からの受注が増えている上、これら市場では価格も安定しているため、中鋼の第2四半期業績に大きな恩恵をもたらすとみられる。