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中鋼傘下の中鴻鋼鉄、輸出価格が反発


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年4月24日_記事番号:T00014964

中鋼傘下の中鴻鋼鉄、輸出価格が反発

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は、中鋼の減産で市場への供給量が抑制されたことが奏功して最近受注が相次いでおり、熱延製品の輸出向けオファー価格は1トン当たり430米ドルに回復した。24日付経済日報が報じた。

 貿易会社によると、アジア市場の熱延価格は1トン400米ドル以下まで落ち込んでいたが、このところ需要の回復がみられ、状況は好転しているという。中鴻は10万トン近い製品が出荷を控えており、特に熱延コイルが多く、韓国やベトナムなどに輸出予定だという。

 輸出価格の反発を受け、中鴻の主管は「これまでの低価格競争から抜け出せ、川下メーカーにとっても景気回復の兆しが感じられる要因となる」との見方を示した。