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M1BとM2の伸び率逆転間近、台湾株に春風


ニュース 金融 作成日:2009年4月27日_記事番号:T00014981

M1BとM2の伸び率逆転間近、台湾株に春風

 
 台湾の通貨供給量(マネーサプライ)統計で、5月にもM1B(現金通貨と預金通貨)の伸び率がM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率を上回る見通しとなっている。伸び率の逆転は株式市場に流入する流動資金の増加を示す兆候となるだけに、業界関係者は「ゴールデン・クロス」として期待を寄せている。25日付工商時報が伝えた。

 3月の指標で、M2の伸び率は過去1年半で最高となる6.39%を記録。これに対し、M1Bの伸び率も5.44%と過去3番目の伸びを示した。市場関係者はM1Bの伸び率がM2の伸び率に迫っており、来月にも両者が逆転するのではないかと予測している。普通・当座預金の残高も3月時点で前年同月比7.13%増の3,300億台湾元(約9,500億円)に達し、株式市場への待機資金が増えていることを裏付けた。

 中央銀行経済研究処の厳宗大処長は「過去数カ月で資金が定期預金から普通預金にシフトする傾向がある。利下げにより、定期預金と普通預金の金利差が縮小したことと関係があるとみられる」と指摘した。